金時草(キンジソウ)は、和名はスイゼンジ菜(水前寺菜)といい、キク科の多年草で熱帯アジアが原産です。18世紀に中国から九州に渡来し、熊本市で栽培されていたことで、この名がつきました。草丈は50〜60cmです。 現在は金沢市花園地区で多く栽培されています。 のこぎりのようなぎざぎざ状の葉。その表と裏で色が全く違う大変特徴のある野菜です。 酢の物にして食べるのが一般的で、ゆでるとワカメやモロヘイヤのような独特のぬめりが出ます。 ビタミンA、B1、B2、カリウム、鉄分、カルシウムを多く含む健康野菜。夏バテ防止に効果的です。また、最近の研究では高血圧を抑え、精神の鎮静化にも役立つことがわかりました。 5月24日 隣の農家から金時草(キンジソウ)の苗を一本もらったので栽培してみます。金時草(キンジソウ)は暑いところでよく繁殖するとのことで、ピーマンのトンネルに入れました。 8月 7日 枯れてしまった!! 雨が降らなかったせいか!! 参考に隣の畑の金時草(キンジソウ)をアップする。 |
5月24日植付け | 8月7日 枯れた | 参考 隣の畑 |
[栽培方法] どんなところでも栽培できる強い作物だが、夏、昼夜の温度差があり、日差しの強くない場所で栽培するのに適している。 種子がほとんどできないので挿し木で増やしていき6月から霜のおりる11月まで収穫する。気温が30℃を超すと鮮やかな紫色が出ないというデリケートさを持つ。 [保存方法] 濡れた新聞紙にくるんで冷蔵庫へ。 [食べ方] 9割がたは酢の物にして食べられてきましたが、最近は独特の紫色を活かそうと、工夫をこらした料理が登場しています。さっとゆでると鮮やかな金時色に変わり、特徴あるぬめりが出ます。 酢の物、テンプラ等 |