梨(ナシ)

家庭菜園で梨を栽培しています。

梨の栽培を始めました。品種は、幸水秋月(あきづき)のニ品種。通常は、棚仕立てにするのですが、2本しかないので、通常の1本仕立てで栽培にします。

幸水(こうすい)
幸水(こうすい)は赤梨系の早生種で、和なし生産の34%を占める最も生産量の多い品種である。なし農林3号。
園芸試験場(現、果樹研究所)が1941年に菊水に早生幸蔵を掛け合わせて作り、1959年に命名・発表された。早生種の中でも特に収穫時期が早く、8月中旬から下旬である。ただし、収穫時期が短い。赤梨系だが中間色(中間赤梨)と言い、若干黄緑色の地色が出る。酸味は少なく糖度が高い。果肉は柔らかく果汁も多い。早生種としては平均的な方だが、日持ちが短い。 

あきづき
「あきづき(農林19号)は茨城県つくば市にある果樹研究所で育成され2001年に品種登録された新しい梨です。新高と豊水の交配種に幸水を掛け合わせて作られた赤梨系の中生種です。それぞれのいいところを受け継いだ期待の梨です。9月中旬頃に赤みが増してきて収穫します。500グラム以上の大型の品種で、非常に甘い。
千葉県、茨城県、熊本県などで生産されている。
 参考ページ フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ナシ

梨の栽培方法
果樹苗を植える。時期 12月〜翌3月
梨の剪定 時期  11月(または、落葉後)〜翌3月
 形成期(0〜3年目)の梨の剪定。果樹の樹形を決める大事な時期です。この時期の剪定により、樹形を形作ります。
 4年目以降の梨の剪定。4〜10年目の剪定で徐々に樹形を整えます。
有機肥料の使用1 ・時期 12月〜翌4月
 土壌の地力の回復・維持管理の為に大量の有機肥料を散布し土作りを行います。
土壌改良(石灰の使用) 時期 3月〜4月
 消石灰、苦土石灰を搬入し、酸性土壌を中和し土作りを行います。
化学肥料の使用 ・時期 3月〜6月、10月
 即効性の化学肥料を散布し、効果的で確実な成長を促します。
土壌改良 時期 3〜6月
 トラクターを使用して有機肥料、石灰、化学肥料を土壌に混ぜ、栽培に最適な土作りと、根の活性化を行います
防除(病害虫の駆除)  時期 3〜10月
 果樹園芸での病気・害虫の防除(駆除)を行い、品質の向上や、収穫量の向上を行います。
梨の芽かき 時期 3月〜5月
 不要な枝が生育しないよう、芽の段階で除去を行います。
・梨の摘蕾  時期 3月〜4月
 不要な蕾を落とし、養分が効率よく使われようにします。また、摘果の作業を軽減します。
摘花  時期 4月
 不要な花を落とし、養分が効率よく使われようにします。また、摘果の作業を軽減します。
受粉  時期 4月
 梨の花が結実するように受粉作業を行います。
梨の摘果  時期 5月
 不要な果実を落とし、実が大きく、形が良く育つようにします。
果樹を甘くする有機肥料の使用 ・時期 5〜6月末
  梨を甘くする為に有機肥料の油かすを搬入します。
果樹の除草(草刈機) ・時期  5月〜10月
 果樹園全体の除草を草刈機を使用して行います。
果樹の除草(除草剤) 時期  5月〜10月
 除草剤を用いて除草作業を行います。
梨の袋がけ ・時期  6月〜7月
 梨の実に、袋をかけて病害虫の予防を行います。
 梨の実の表皮のきめが細かくなり、品質が向上します。
防鳥対策(防鳥ネット) ・時期  7月〜10月
 果樹園を覆うように防鳥ネットは張り、害鳥被害を防止します。
みずやり(散水) ・時期 7月〜9月
 果樹への水分補給と、熱帯夜による生育不良を抑制します。
梨の収穫 ・時期 8月〜9月
 梨の収穫と、市場への出荷を行います。
梨の選果・箱詰め ・時期 8月〜9月
 市場用・贈答用に果実を選別し、箱詰めを行い市場に出荷します。
・梨の糖度測定
                       参考ページ 果樹栽培ナビ(梨)

2009年12月21日
幸水、秋月(あきづき)の苗を植えました。

幸水  2009年12月21日

 果樹試験場引用
幸水の植え付け
秋月(あきづき)  2009年12月21日

 果樹試験場引用
秋月(あきづき)の植え付け






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