しいたけの栽培は以前もやったことがありますが、最近は中国等からの輸入の増大してきています。そこで安心して食することができるように栽培してみます。 資材 ナラ、クヌギ、クリ 等 品種 大洋早生 植菌 原木を伐採して約一か月位後、切り口がヒビ割れした状態が植菌時期に適している。ホームセンターで販売しているものを購入する。時期的には、1月上旬から5月上旬までに植菌を行う。 方法 原木の木口径、9cm位で20〜25の穴をあける。ドリルのキリは8.5mmを使用し、穴の深さは2cm〜2.5cm位が良い。穴が乾燥しないうちに植菌する。 概ね15cmくらいの間隔で4〜5隅に穴あける。 管理 植菌した原木は、直射日光のあたらない場所に横積みして、菰(こも)またはビニールシート等で覆い、7日に1回位散水して約2ケ月間管理する。 原木に菌が活着したら山林などの半日陰の持っていき、斜めに立てかけておく。夏の間は2〜3回、ホダ返しを行う。 栽培 1月〜3月ころ植菌したホダ木(*1)は、同年10月ころには多少の自然発生が見られます。 翌年の4月に本格的に栽培開始となります。浸水する場合、水温17℃以下の水に一昼夜浸水してから、半日陰に斜めに立てかけて、ビニール等で覆っておくと1週間くらいで、きのこの発生が見られる。 第1回目収穫後、1ケ月位休ませたら、第2回目の収穫ができます。 春2回、秋2回の収穫が可能である。 ポイント @ 原木に椎茸菌が活着するまでの管理を良く行うこと。 A ホダ木の直射日光と極度の乾燥を防ぐこと。 B 原木の伐採時期は11月〜3月位までが適期である。 *1:ホダ木とは、菌いり原木のこと。 菌説明書引用:神生農用菌類研究所 |
原木 | 木槌と菌 | 電気ドリル | 菌打ち | |
管理開始 2008年3月11日 |
5月3日 斜めに立てかけ |
2009年4月26日 やっと出てきた |
2009年10月17日 本格的に出てきた |